Teion出てますか?米津玄師「Lemon」の歌い方


アーティスト  米津玄師
音域  mid1B~hiB

 

ここがやばい!Lemonのつまづきどころ

 


Aメロが響かない!

えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。 低音と言おうか、重低音と言おうか
――酒を飲んだあとにふつかよいがあるように、Aメロを歌っているとマイクに声が入らない小節がやって来る。梶井基次郎 檸檬?より引用

音域が広いこの曲は低音域もそこそこ広く、普段使っている話し声のノリで歌うと、Aメロの低音域がエグいくらいマイクに声が入らない。
録音して聞くと自分の情けなく聞こえる声と相まって歌うのが嫌になるくらい情けない気分になる。

声量を稼ぐために大声で張り上げようとすると今度は伸びの無い、ひ弱な人が怒っているような声になってしまう。
皆、高音が出ない歌えないとそっちに気持ちがいくが、出ない高音を嘆くより出る低音を気にかけたほうが絶対建設的。
伸びのあるいい低音の声を出すためには、口の中だけでは足りず、胸、喉、鼻の振動や共鳴が必要になる
低音が出るのに響かなかったり、か細い声になるのは大体それが原因。
大きい声を出そうと張り切るとどうしても体が強張り体が振動共鳴しなくなる。
自分が想像しているのとは裏腹に、絶妙なひ弱ボイスになっているので力を抜き胸、喉、鼻に手を当ててちゃんと振動しているか、ちゃんと響いているかこれを機に確かめてみてはいかが?
 

裏から入るAメロ、表から入るBメロ


”米津玄師”の楽曲は、リズムが複雑でリズム感が重要になってくる。
この曲も歌いやすいがリズム取りに慣れていない人は、上手いことは入りをしっかり覚えないとフレーズが詰まるだけではなく強弱をつけられなくなる。
更にフレーズを詰まらせて歌うとついていくことに必死になってしまい、音程も取れなくなる。
傍から見ているとリズムに合わせて朗読をしているようにしか聞こえない。
1小節の中に4回、1拍ごと、アクセントの山があるのでそこを基準にAメロは裏拍から入る、Bメロは表から入ると覚えておくと、フレーズ出だしで慌てることがなくなる。


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