難易度 | ☆☆☆☆☆ |
アーティスト | X JAPAN |
音域 | mid1D#~hiD# |
how to 紅
X(後のX JAPAN)の1989年9月1日にリリースされた楽曲。
その曲の疾走感、ハイトーンボイスに魅せられ歌う人は20年過ぎた今でも後を絶えない。
紅を原キーでちゃんと歌えるか否かが男性の歌い手にとって一種のステータスになっており、YouTubeやニコ動などの動画サイトに挙げている人が多い。
嵐の前の静けさと言わんばかりの長い前奏、ロック調に変化した後の間奏でひたすら待たされる。歌うところの密度が薄い為、歌を聞いてくれている人のことを考えると
失敗は許されない。
ただ最高音がhiD#、サビの部分でhiB以上の高音が立て続けに出るので、女性並みに地声が高い人でないと出しにくい。
一般男性の場合、平均の限界音がmid2G辺りなので、
平均音域より3度以上高いhiB以上が頻発するこの曲を力強い声で歌いきるには、
並々ならぬファルセット(裏声)、ヘッドボイスの訓練が必要になる。
地声で高い声を出そうとすると、高音が地声の限界点で頭打ちになる。
その上、喉を壊して地声自体が変わってしまう為、必ずファルセットの練習から入る事。