音が飛び回る!消える!人気曲「前前前世」の落とし穴


アーティスト RADWIMPS
音域 mid1F#~mid2F#

 

how to RADWIMPS


RADWIMPSは、メンバーが野田洋次郎(ボーカル・ギター)桑原彰(ギター)武田祐介(ベース)山口智史(ドラムス)からなる4人組ロックバンド。通称「ラッド」。

映画『君の名は。』で一躍有名になり、海外でも知名度が高い。

特徴は自由度が高い曲が多く、ラップの様に韻を踏んだり言葉遊びをする所が見受けられる。

アルバム「絶体絶命」の時はCDの方にも遊びが入っており、CDジャケット、歌詞カードが透明仕様で紙芝居の如くCDケースに入っていた。

初回限定版の「絶体絶命」を手に取ったときはその斬新さに感動したのと同時に、透けている為白い紙の上に乗せないと何が書いているのか見えないという不便さを味わった。

余談だがあまり聞きなれていない人からよく、声質が似ている「BUMP OF CHICKEN」と間違われる。

声質や歌い方だけで言うのであれば、筆者主観の見分け方になるがRADWIMPSは、歌詞的に早口になる事が多く活舌よく歌う為、歌い出しの音圧が高い事、BUMP OF CHICKENは、倍音の要素が強く声に伸びがある事が挙げられるのではないか。

専門用語になってしまうが、カラオケで歌う際もRADWIMPSはアタック(歌い出し)の瞬発力、BUMP OF CHICKENはコア(中間)~リリース(音の終わり)の持続力を意識することが多くなる。

後はRADWIMPSは使うキーが男性にとって高めなので、高音での活舌も相まってBUMP OF CHICKENと比べると難易度が総じてかなり高い。
  

前前前世


同アーティストの「夢灯籠」、「なんでもないや」と合わせて、映画『君の名は。』で使用された楽曲。

ただし、上記の二つはOP、EDに使用されているのに対し「前前前世」は、映画の中で言わば挿入歌として使用されている。

テレビCMでは「前前前世」が流れ『君の名は。』=「前前前世」のイメージを持った人が多いのか、RADWIMPSのカラオケランキングでは一番多く歌われている。

ただ、知名度と歌われている回数はダントツ、更にはアルバム「人間開花」、「君の名は。」に収録されているのにもかかわらず、2017年時点で今だシングルカットされていない。

「前前前世」だけでも色んなバージョンが有るので、仮にシングルカットされたら、もしかしたらそれだけでアルバムになってしまう。

歌の難易度は、「歌う」だけであれば音域が狭く、更にキーも男性にとって裏声を使うほど高くなく、女性にとっても低音がギリギリ歌えるラインである。

本当に丁度いいラインで仕上がっているが、RADWIMPS特有の早口、歌詞の身詰まりがあり、注意して活舌よく歌わないと「何言ってるんですか?」状態に陥る。

腹に力を入れてハキハキ歌わないといけない、その重要さを改めて気づかされる一曲である。


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