back numberの『高嶺の花子さん』 裏声を使い分けて歌いたい

back numberの『高嶺の花子さん』 裏声を使い分けて歌いたい
アーティストBacknumber
音域hiD(レ)
音域幅1.6オクターブ

 

HOW to backnunber


back number(バックナンバー)は、メンバー3人で構成されているバンド(スリーピース・ロックバンド)。

バンド名の由来は、当時、元彼女が他の男バンドマンに横取りされてしまった際、

自分は元彼女とってのバックナンバーだからという何とも切なく、割と元カノに対して、少々当てつけぽい理由で付けられた。

その苦い経験がバネになったのか

他のアーティストが表現で使用するビブラートを敢えてほぼ使わず、フォール、しゃくり等をここぞというとき以外に多用しない。

かなり感情ド直球勝負の真っすぐかつ正直な歌い方である。

ファルセット(裏声)の使い方は多彩で、同じ音程でも力んで高い声を出すこともあれば、か弱い裏声で辛さ切なさを表現するなど、高音を自在に使い分ける。

 

高嶺の花子さん

ちなみにトイレにいる花子さんとは別人。高い所にい過ぎて自分とは不釣り合いな女性の方。

たぶん高嶺の花とトイレの花子さんを掛けているのだろうが、それは置いといて・・・

今回の高嶺の花子さんは特に顕著で、変化球を使わない分かりやすくかつ、感情ド直球な歌い方である。

歌詞の方も、

「彼女が角から飛び出してきて、自分にぶつかってくれるアクシデントが起きてくれないかな」

「彼女の心を射止める魔法的な物があればいいのにな」

と、手の届かない所にいる女性に八方塞がりの恋をしてしまった男の草食っぷりを全力かつ分かりやすく書いている。

挙句の果てには、夏の魔物に彼女をさらわせようとするなりふり構わない他力本願っぷりを発揮。

その為、技術というより草食になりきり感情込めて歌う方が、より原曲に近い。

余談だが、筆者は曲がり角で女性とぶつかる少女漫画のようなシチュエーションに出くわしたことは一度もない。

大抵ぶつかるのは、自転車に乗った小中学生か、気性の荒いおっさんくらいだ。皆も曲がり角で出会いを求めるのは精神衛生上避けた方がよい。

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